政経倶楽部が綴る政治や政策提言

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第165回例会
平成30年9月6日(木):ルポール麹町

■講演 山田 宏 氏  自由民主党 参議院議員 (全国比例区)
「安倍三選後の日本と世界」

■吉田平理事長 挨拶
本日は、通常の朝例会ではなく、山田宏先生をお招きして夜の例会だ。
政経倶楽部では、毎回半年ほど前にご講演依頼をし、その後に演題も決まるのだが、不思議といつも絶妙なタイミングでのご講演となる。
実は、昨年は11月に山田先生にご講演いただいたのだが、10月22日の衆議院解散総選挙の直後、かつ3日後にトランプ大統領が初来日するという好機で山田先生に「憲法改正」のお話を伺えた。本日も、明日7日自民党総裁選告示、20日投開票というタイミングで、安倍総理の懐刀である山田先生に「安倍三選後の日本と世界」と題してご講演いただけることになり、大変ありがたく思う。
本日は、7月例会でご講演いただいた井上幸彦元警視総監にご参加頂いている。井上総監には「オウムとの戦い・危機管理の立場から」という演題で、オウム真理教事件の陣頭指揮をされたご体験を伺った。質疑応答で「麻原彰晃についてどう思うか」との問いに、元総監は「数か月前、東京にいた死刑囚が全国各地の拘置所に移動し、いよいよ死刑執行が近い。まずは、麻原からだろう」とおっしゃった。そして翌朝、麻原彰晃はじめ7名の死刑執行のニュースが朝一番に流れた。政経倶楽部のタイムリーさに改めて驚いた次第だ。
本日は、日本維新の会の石井苗子参議院議員、また、山田先生の同志である和田政宗参議院議員、元山形県知事の齋藤弘氏、青山社中(株)筆頭代表CEO朝比奈一郎氏にもご参加頂いた。皆さんと共に政経一体の会を運営できることを感謝し、共に大切な時間としたい。

■谷口郁子東京支部長 挨拶 (山田宏参議院議員ご講演後)
ただいまはお馴染みの山田先生から、大変パワフルなお話を伺うことができ、力が湧いてきた方も多いことかと思う。
夜の例会は年に1回だが、このようににぎにぎしく開催でき、ありがたい。
さて、先月の例会では、西日本の豪雨のお見舞いを申し上げた。今日はまた朝の3時に北海道で震度7の大地震が起き、甚大な被害が心配である。
今年は天変地異が多く暗い気持ちになる。だが、この政経倶楽部での学びを、皆さんと続けていくことで、知恵をいだき、前向きな姿勢を持つことができる。学ぶ、育てる、伝える、の精神でこれからも共に邁進いたしましょう。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第164回例会
平成30年8月2日(木):ルポール麹町

■講演 岡田 幹彦 氏 歴史人物研究家・日本政策研究センター主任研究員
「昭和天皇~日本の日本たる所以は、皇室の存在にある」

■挨拶 吉田 平 理事長
記録的な猛暑が続いている中、今日も、早朝より皆さんにご参加頂き有難い。
今日は、最近参加した2つの会についてお話したい。
まずは、経営者、またリーダー育成の為の5つの要諦を学ぶ研修会について。そこでは、要諦の1番目は、きちっとした歴史を学ぶことだと話されていた。当会では、歴史の学びを大事にしており、毎年、岡田先生をお招きしている。だが、一般の研修会で歴史を1番に取り上げるということはこれまであまり聞いたことがなかった。いい兆候だと思う。
もう一点。今週の月曜、東京支部長である谷口社長のパーティに参加した。谷口さんは、イムノグループとして調剤薬局や介護事業を展開されて30周年を迎えられるが、長年の夢である株式会社としての医療法人経営に乗り出された。そのクリニック開業のご披露のパーティだった。谷口さんは、このように自身の事業を発展させ、ベースに持ちながら、政経一体で日本創生を具現化すべき活動を当会で続けている。皆さんも同じ志だと思う。もちろん私もだ。
その中で、全国展開の一つとして、仙台支部を作っていきたいと思い、活動を続けている。是非、ご協力賜りたい。

●挨拶 谷口 郁子 東京支部長
ただいま吉田理事長からお話があったが、私の一つの夢の実現ということで、昨日8月1日、横浜市でクリニックを開業した。今後は、医療の担い手として、薬局、介護、医療法人とトータル的な連携をはかり、よりよい地域の医療に貢献したいと思っている。
さて、先月の西日本豪雨は甚大な被害をもたらした。私は、広島支部で毎年ご講演させていただいており、今年も伺う予定だったが延期となった。
政経倶楽部連合会は、東京、千葉、九州、大阪、名古屋、広島と6か所で展開しており、今、仙台支部設立をめざしている。連合の強みをいかし、各地域からの視点も、常に持ちつつ活動していきたい。
さて、本日の講師、岡田先生は、いつも全身全霊で語って下さり、私は魂を揺さぶられる。特に今日は、昭和天皇の終戦時のお話だ。8月に、お聴きするのに最もタイムリーであり、是非、今日のお話を若い社員たちに伝えていきたい。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第163回例会
平成30年7月5日(木):ルポール麹町
■講演 井上 幸彦 氏 元警視総監(第80代)
「オウムとの戦い 危機管理の立場から」

■挨拶 吉田平 理事長
1995年3月20日の朝、オウム真理教による無差別テロ、地下鉄サリン事件が起きた。23年前のことだ。
当時私はリクルート社に勤務しており、事件現場の一つである築地駅のすぐ近くの社屋に通っていた。通勤は、銀座数寄屋橋からのバスを利用していたが、地下鉄のルートを利用していたら、事件に巻き込まれていた可能性もあった。今、思い起こしてみても、一瞬一瞬の選択いかんで、人生は大きく変わってしまうことがあるのだと痛感する。
今日は、オウム事件捜査の陣頭指揮にあたられた井上元警視総監に、危機管理の要諦についてお話しいただく。
経営における危機管理でいえば、最近では、日大アメフト部の騒動に関して、日大の対応があまりにも稚拙だったことが、情けなかった。
今日のお話は、経営者としても、個人としても、おおいに参考になると思う。
今日の学びを生かし、皆さんと共に、政経一体となってこの国をよくしていく活動をすすめていきたい。

●挨拶 谷口郁子 東京支部長
本日の政経倶楽部は第163回例会となるが、これほど女性参加者が多いのは初めのことだ。当会は、政治経済を学ぼうという、しかも朝の例会だ。女性は、なにかと朝は忙しい。こうしてご参加くださる皆さんは、ほんとうに志の高い方々だと思う。当会は来年15周年を迎えるが、大変心強いかぎりだ。
さて、本日は素晴らしい講師、第80代警視総監、井上幸彦先生をお招きした。
私は、数年前に放映されたテレビドラマ『オウムVS警察 史上最大の作戦』を見たのだが、井上警視総監の役を演じていたのは、二枚目俳優の清水省吾さんだった。そのイメージがあり今日は楽しみにしていたが、井上先生にお目にかかって、井上先生ご本人のほうが、ずっと優しくて、素敵だった。
オウム真理教の事件から23年。事件の風化が心配されるなか、今日のお話をしっかり胸に刻み、皆さんと共に、学び、伝え、育てて参りたいと思う。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第161回例会
平成30年5月10日(木):ルポール麹町
■講演 和田 政宗 氏 参議院議員 自由民主党
「国を守るために必要なこと~各国憲法との比較から~」

■挨拶 吉田平 理事長
昨年5月に続き、本日は、和田政宗参議院議員を講師にお迎えした。和田氏は、昨年ご講演時は、無所属・自民党会派だったが、昨年秋に自民党に入党し、菅義偉官房長官が上司ということで、政権中枢で活躍されているホープだ。

昨日、東京で日中韓首脳会談(安倍首相、李克強首相、文在寅大統領)が行われ、朝鮮半島の完全な非核化に向けて連携することで一致した。
政経倶楽部の3つの理念の一つは「共生文明の創造」だ。今、欧米からアジアの時代になっていく転換期の中で、日本がアジア諸国と仲良く共存共栄していくことが日本の果たすべき役割の一つであるとの思いで、理念に掲げている。
まさに今、その正念場にあるわけだが、皆さんはどうお考えだろうか。

マスコミ報道では、なんとなく「トランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長との会談で上手くいく」という雰囲気になっていないだろうか。それは、危い。
個人のトップリーダーの心の奥底まではわからないが、表に現れる行動の結果が真実だと思う。経営者ならば、事実を見すえなければならない。
2011年12月、金正日氏の葬儀で、金正恩と共に、霊柩車に手をおいて護衛していた側近たちは誰一人として今いない。実兄、金正男暗殺は記憶に新しい。昨年2月、マレーシアの空港で起きた。これら粛清をしたのが、金正恩だ。
トランプ大統領と金正恩の会談後、非核化がすぱっと進むとは考えにくい。経営者視点で、最大のリスクも想定して見て行かなければならない。

私はバス・タクシーのグループ会社を経営しているが、つい2年前に比べて原油価格は2倍になっている。1バレル34ドルが今70ドルだ。事業の中核は、東京成田間の高速バス(1日4000人輸送で年間150万人)だが、アジアに緊張状態になれば一気にお客様がいなくなる。
政治と経済は、一見、離れているかに思えるが、このように政治が経営に直結している。政経倶楽部は、政経一体で日本をよくしようという思いで活動している。今日も皆さんとともに、学びを深めて参りたい。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第159回例会
平成30年3月1日(木):ルポール麹町
■講演 武藤 正敏 氏  元・在大韓民国特命全権大使 外交経済評論家
「緊迫する朝鮮半島情勢と日韓関係」

■挨拶 吉田平 理事長【私と3つの基本理念】
「当会の3つの基本理念(共生文明の創造・高徳国家の建設・公益経済の確立)を事業経営にどう生かしているか」、これについて本日はお話したい。
私はバス・タクシーのグループ企業(創立52年、従業員350名、売上30億円)の二代目経営者だ。創業理念は「お客様のために我々はどうするか」。経営理念は「人が移動したいというニーズに対して安心して快適なサービスを提供することを通じて社会に貢献すること」。事業領域は、「人の移動」を徹底的にやることとした。夢は、千葉市幕張に路面電車(LRT)を運行させることだ。
当会で私は、林英臣主席顧問から、経営理念そのものの意味づけを学んだ。それは、“単なる会社の軸だけではなく国是と社是を重ね合わせる”、つまり、
“自社の経営理念を日本がよくなる方向性に合わせていこう”ということだ。
①相手を認め合い互いに必要としあう「共生文明の創造」を目指します。
人と人の交わりの最初は“挨拶”だ。弊社のグループビジョンは「人を信じ“挨拶”を大切にする日本の心を働く人々の幸せとともに広げ、地域にそして社会に貢献します」。“挨拶”というキーワードで、会社、家族、地域、ひいては、日本がよくなることを実現したい。
②国民のレベルを向上させる「高徳国家の建設」を目指します。
トップの思いを、社員一人一人の意識へ繋げることが重要だ。そこで弊社はバスに「日本一挨拶を大切にするバス・タクシーのグループ会社」と書いた。社長の思いが社員に薫化されていく、オンリーワン企業を目指している。
③世のため人のために働ける「公益経済の確立」を目指します。
5年前、東京・成田間1000円での運行バスを始めたが、1年後にJRから、「共にやりませんか」と声がかかった。おかげで現在、八重洲7番乗り場から、1日140便、4000名ものお客様(5割は外国人)に喜んでいただいている。

■挨拶 谷口郁子 東京支部長
本日は、朝鮮半島問題の第一人者、元在韓大使の武藤正敏氏をお招きした。氏は外務省勤務40年、うち12年を韓国で過ごされた。今、テレビやラジオ等メディアで引っ張りだこだ。お優しい口調で、本質を一言でズバッと斬られる。平昌五輪で北朝鮮美女応援団は「統一の日に会いましょう」と手を振っていた。ざわざわするような動きがどこにあるのか。今日の武藤氏のお話が楽しみだ。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第158回例会
平成30年2月1日(木):ルポール麹町
■講演 笹川 能孝氏
「“笹川第三世代”が語る笹川良一の真実、男の生き方」

■挨拶 吉田平 理事長
笹川氏の著書『笹川流』を拝読し、日々の生き方で、2つの衝撃を受けた。
まずは夜の過ごし方。氏はどんなに忙しくとも、書斎で一人の「静の時間」を持ち、心身を浄化し翌日への気力へ繋げられている。私は、だらりと過ごしてしまいがちだ。もう1点、初めて会う相手のことは出来うる限り調べて臨まれるという。私もかつてサラリーマン時代はそうしていたが、今、多忙を理由に秘書任せで怠慢になっていた。おおいに、反省した次第だ。
まだまだ「一流」の男には程遠い私だが、林英臣先生に作っていただいた、当会の3つの理念「共生文明の創造」「高徳国家の建設」「公益経済の確立」を軸に研鑽を深め、日本創生のために尽力していきたい。

■挨拶 谷口郁子 東京支部長
昨夜の皆既月食は、神秘的だった。次に見られる機会は2022年だそうだ。
“月から地球を見た時、青くて綺麗な地球には、国境はない”。
そんな思いで月を眺めながら、ふと、笹川良一氏の言葉を思い出した。
「世界一家 人類皆 兄弟姉妹」。能孝氏を朝食会にお迎えする前夜でもあり、この言葉が大変心に響いた。能孝氏は本日も和服だが、2015年12月の懇親会にも粋な和服姿で来場されたことを鮮明に覚えている。ご講演が楽しみだ。
今日も、皆さんと共に「学ぶ、伝える、育てる」の精神で参りましょう。

■挨拶 寒竹郁夫 ファウンダー
笹川良一は、憧れの人物だ。悪名高いが日本の為に善いことを数多く行った。私財を投じて、戦犯遺族の面倒をみたり、国内外でハンセン病撲滅に尽力した。
私は東南アジアで歯科の仕事をしているが、各地で日本人が尊敬されているのを実感する。笹川良一の貢献により、今、日本の指導層が恩恵を受けている。
笹川良一が、戦後、競艇事業を立ち上げたのも、日本の戦後復興の為だった。
私は、歯科医療界の笹川良一だ(笑)。日本創生を理念に政経倶楽部を創設し、今、IR幕張誘致に賭けている。
笹川良一評伝は、工藤美代子著『悪名の棺』が秀逸だが、今回、笹川良一のDNAを持つ能孝氏の著書『笹川流』を拝読して、感銘を受けた。
今日は、皆さんと共にお話を賜わりたいと思い、能孝氏をお招きした。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第157回例会
平成30年1月11日(木):ルポール麹町
■講演 林 英臣 氏 政経倶楽部連合会主席顧問・日本政経連合総研理事長
「織田信長  旧弊を打ち破り、日本史の章立てを変えた男
【天下布武】~シンボルを高く揚げよ!」

■挨拶 吉田平 理事長
年頭から日経新聞に「AI」の文字が載らない日はない。私の業界(バス・タクシー)も東京五輪に向けて自動運転化が進んでいる。いつか運転手不要の日が来るのだろうか。以前、コンピューターが人間社会を支配するSF映画があったが現実味を帯びてきた。が、だからこそ人の感性が重要な時代となる。人格を磨く場、林英臣先生の今日のような学びがより大切になってくる。
そこで本年より、「政経倶楽部の3つの基本理念を会社経営や人生においてどう生かしているか」をテーマに「会員3分スピーチ」を始める。初回の今日は谷口支部長が担当する。順次、皆さんにもお願いし、研鑽を深めていきたい。

■挨拶 谷口郁子 東京支部長 【私と3つの基本理念】
今年創業30周年の女性起業家、会社社長として、今日はお話したい。
①「共生文明の創造」。元々私は西洋医学を学んだが、共生ということで医療介護福祉業界において、西洋医学と東洋医学を融合した統合医療を目指している。
②「高徳国家の建設」。世界一長寿国の日本女性として、徳のある女性起業家を育てる側にまわりたい。また、60歳、70歳からの起業支援の発信もしている。
③「公益経済の確立」。2006年に立ち上げた「タウンヘルスケアステーション構想(疲弊した商店街を医療介護の中心地として活性化し雇用まで繋げる)をさらに広めたい。3つの理念は私の宝の言葉。今後も心の支えに頑張る所存だ。

■挨拶 寒竹郁夫 ファウンダー(林先生ご講演後)
29歳の開業時、「どうせやるなら日本一の歯科グループを作ろう」と決意し、織田信長を徹底的に研究した。まずは拠点。安土城(地下1階・地上6階)と同じ階数の鉄筋コンクリート7階建てビルを建てた。この借金4億円返済の為、考えたのが訪問診療だ。これが全国展開するためのシステム(鉄砲隊)となり、現在13の医療法人(方面軍)で旭川から熊本まで約50のクリニックを展開している。規模は日本一だ。林先生のお話にあったように、まず理念を掲げてその通りにやれば8割はいける、と実感している。当会も、全国展開を目指している。理念は、ポスト資本主義。新しい資本主義の発想を理念に織り込んで、基盤となる日本のシステムを変えて行く。皆さんにも、是非ご協力賜りたい。

一般社団法人政経倶楽部連合会 東京第156回・千葉県支部第84回合同例会
平成29年12月2日(土):ルポール麹町

■講演 馬渕 睦夫氏   元駐ウクライナ兼モルドバ大使
「日本の知恵が世界を救う~日本精神の原点“古事記”が教えるもの」

■挨拶 近藤昌之 副理事長
民俗学者トゥインビーは「12、3歳までの間に民族の神話を学ばなかった民族は滅びる」と言っている。日本の神話といえば古事記。古事記を読めば、元来日本民族は明るく生き生きとしていたことが分かる。統治もウシハク(力で治める)でななくシラス(徳で治める)で、天皇は民の幸せを祈り続けていた。
当会では今年、「憲法改正」をテーマに、和田政宗参院議員、石破茂衆院議員、山田宏参院議員にご講演いただき学びを深めてきた。本日の最終合同例会では、
馬渕睦夫先生をお迎えし、どうしたら日本が幸せになるのかお話しいただく。
今日のお話を持ち帰り、皆に伝え、共に素晴らしい未来を創って参りましょう。

■挨拶 山本克己 千葉県支部長
弊社は新しいビジョンづくりに取り組んでいる。きっかけは社員の声だ。
「この会社に入社し、自分なりの将来像が描けるような会社にしてもらいたい」と言われた。たしかに、会社の方向性を明確してこそ、社員はそれに照らし合わせながら自分の仕事のやり方を明確に進められるものだと思う。
国家も同じだ。国のビジョンが明確であれば自分の果たすべき役割も見えてくる。私はそのビジョンが、当会の3つの理念「共生文明の創造」「高徳国家の建設」「公益経済の確立」だと思っている。今後もこれを基本にした社会づくりに、各支部と力を合わせて邁進していきたい。

■謝辞 寒竹郁夫ファウンダー(馬渕睦夫先生ご講演後)
馬渕先生のお話に感動した。特に「八紘一宇」が腑に落ちた。この言葉は、かつて弊社の社是の候補にも考えた言葉だ。これは、『日本書紀』の中にみえる、大和橿原に都を定めたときの神武天皇の詔勅に「兼六合以開都、掩八紘而為宇」 【六合(くにのうち)を兼ねてもって都を開き,八紘(あめのした)をおおいて宇(いえ)となす】とあることを根拠に、田中智学(宗教学者)が日本的な世界平和の原理として1903年に造語した四字熟語だ。戦時中に間違った意味で使われたことで誤解も生じ、我々も洗脳されてしまっているが、本来の意味は、「自分磨きによって日本が素晴らしい国となりそれが世界に広がっていく」という崇高なものだ。先生のお話を伺い改めて大事にすべき理念だと確信した。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第155回例会
平成29年11月2日(木):ルポール麹町

■講演 山田 宏 氏  自由民主党 参議院議員 (全国比例区)
「なぜ、今 憲法改正か」

■吉田平理事長 挨拶
本日の講師は、お馴染みの山田宏参議院議員だ。毎回講師の方への講演依頼は半年ほど前にするのだが、今回は絶好のタイミングでのご講演となった。
10月22日衆議院総選挙は自民党の圧勝で、自公連立与党で憲法発議に必要な三分の二の議席を獲得した。そして今度の日曜11月5日トランプ大統領初来日という好機で、山田先生から憲法改正をテーマにお話が伺えるのは幸運だ。
さて、皆さんは今回の総選挙をどう感じたでしょうか。「大山鳴動して鼠一匹」という諺がある。前触れの騒ぎばかり大きくて結果は、たいしたことは何もなかった、という意味だがまさにその通りではないだろうか。
前原代表の大決断を受けて、多くの民進党議員は、希望の党から出馬した。
そして、いわゆる“排除”組は立憲民主党、あるいは無所属で出馬した。結果、希望の党は失速し、立憲民主党が野党第一党になった。
個人的には、林塾3期生塾士の田沼隆志元衆院議員が出馬できなかったことが残念でならない。天の試練と受け止めて研鑽を重ねてほしい。
もちろん私も、日本創生に向けて、今日の学びを実践に生かしていきたい。

■谷口郁子(たにぐちふみこ)東京支部長 挨拶
山田宏先生には、昨年も11月の東京例会、朝食会でご講演していただいた。2年続けて1年最後の朝食会を締めていただけることはたいへん光栄なことだ。
昨年は、例会前日に、“米大統領選挙でトランプ氏当選”のニュースがあった。興奮さめやらぬ翌朝に聴いた山田先生の、「トランプ大統領誕生を、日本が自立国家に向けて歩む好機としよう」という言葉が印象的だった。
先生が参院議員になられて1年余。先生は「日本の国益と尊厳を守るため」をモットーに鋭い国会質疑で政策を具体的に前に進めていらっしゃる。
このたび自民党での新しいお役職、「安全保障と土地法制に関する特命委員会・委員長代理」にも就かれた。中国資本による北海道の土地買収問題などにもメスをどんどん入れていただきたい。
私は、岡田幹彦先生の「西郷隆盛」のご講演を聴いて以来、西郷と山田先生が重なって感じられるようになった。明治維新で西郷が国の舵取りをしていったように、山田先生にも日本の舵取りを皆が期待している。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第154回例会
平成29年10月5日(木):ルポール麹町

■講演 石破茂氏  衆議院議員 (鳥取一区)
「憲法改正」

■近藤昌之 副理事長 挨拶
本日は、石破茂先生を講師にお招きしている。石破先生には、2012年3月、自民党が野党時代に『日本創生への道』という演題でご講演いただいた。
今回も半年ほど前からご依頼していたが、まさかの衆議院解散22日投開票というタイミングでのご講演となり、大変ありがたく思っている。
小池百合子東京都知事が「希望の党」を立ち上げ党首となり、「私がビジョンよ」みたいな形で出てきた。今の状況を替え歌にすると……、
♪政局コロコロどんぶりこ、小池にはまってさあ大変、希望が出てきて、
こんにちは、三都といっしょに遊びましょう~♪といった感じだろうか。
衆議院選挙は、政権選択選挙だ。私たちの選択が、日本の未来を創っていく。おそらく次の内閣総理大臣になろうであろう石破茂先生の話を、きょう伺えることはほんとうに有難く、幸運なことだ。
「共生文明の創造」「高徳国家の建設」「公益経済の確立」、我々の3つの基本理念と、きょうの石破先生のお話を聞いて、次の選挙に臨みたい。

■谷口郁子(たにぐち・ふみこ)東京支部長挨拶
きょうは、大変スペシャルなゲストをお迎えできた。会員のみなさんには、
「会員になってよかったなあ」と心から思っていただけていると思う。
石破先生には、女性ファンが多い。私もその一人、後援会員でもある。
女性ファンが多いのは、石破先生の真面目さに加えて懐の広さと深さ、そしてユーモアのバランスが絶妙でいらっしゃるからではないかと思う。
石破先生は、今回、小池百合子都知事にもエールを送られている。他党代表に対して、エールを送ることができる懐の広さが大変魅力的だと私は思う。
石破先生と小池都知事は、自民党が野党時代に共に自民党役員として党を支えた同志でもいらっしゃる。今回、小池都知事は「希望の党」の代表として、自民党の外から政治を変えようとされている。石破先生は自民党の中から国民の声を聴く政治をつくっていきたいとおっしゃっている。
政経倶楽部は、林英臣先生監修のもと、「共生文明の創造」「高徳国家の建設」「公益経済の確立」の3つの理念を掲げている。今日の石破先生のお話を伺い、学ぶ、伝える、育てる、の精神で有意義な時間にしてまいりましょう。