政経倶楽部が綴る政治や政策提言

一般社団法人政経倶楽部連合会第108回・千葉県支部第36回例会

平成25年12月7日(土):ルポール麹町

■講演 石平(せきへい)氏 評論家 拓殖大学客員教授
「よくわかる!世界の中の、中国と日本」

●吉田平理事長 挨拶
 政経倶楽部では、毎回よいタイミングに講師の方をお迎えできている。本日も、まさに今、問題の“中国の防空識別圏”について石平先生にご教示いただけるのは大変ありがたい。
先生の新刊『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』は大変面白い。先生は、弥生時代から近現代まで2000年の日中関係史を研究し「中国に近づくと日本は失敗し離れた時にうまくいく」という驚くべき日本史の法則を導き出された。特に感銘を受けた箇所をご紹介したく、読み上げさせていただく。
【たとえば昭和時代を概観してみると、昭和六年から二十年までの十五年間、日本は「満州事変」を引きおこして中国大陸に本格進出し、やがて中国との全面戦争に突入した。有史以来、日本がこれほどまでに中国に深入りしたときはほかにはないが、まさにこの十五年間、日本はもっとも苦難に満ちた激動の時代を経験し、太平洋戦争の敗戦による外国軍の本土占領という、日本史上最悪の結末を迎えた。昭和二十年の終戦から昭和四十七年の日中国交回復までの二十七年間、日本は再び中国大陸と隔離された関係となった。しかしこの期間中、日本は驚異的な高度成長を成し遂げ、戦後の繁栄と発展を築き上げた。中国と無交渉のこの二十七年間こそ、日本の戦後の「黄金時代」だったのではあるまいか(74頁)】
 政経倶楽部も、歴史の学びを大切にしてきている。きょうは皆さんと共に、石先生から直接、示唆に富んだお話を伺えることを期待している。

●谷口郁子(たにぐちふみこ)東京支部長 挨拶
 私は今年4月に東京支部長を拝命し、初のミッションは野田前総理を講師にお招きした第100回記念例会だった。その後、毎月よいタイミングで素晴らしい講師の先生方をお迎えできていることを誇りに思っている。
 また今年、政経倶楽部はロゴマークをリニューアルした。坂本龍馬の家紋から知恵をいただきデザインしたロゴマークは、活動目標の3つの柱「学ぶ・伝える・育てる」を表現している。
本日は石先生ご講演とのことで、女性の初参加も多く嬉しい限りだ。当会は、来年10周年を迎える。今後とも皆様のご支援を賜りたい。

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