政経倶楽部が綴る政治や政策提言

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第130回例会
平成27年10月1日(木):ルポール麹町

■講演 寺岡(てらおか)賢(まさる)氏  公益財団法人 修養団講師
「美しい心、日本の心」

■吉田平理事長  挨拶
本日は、10月1日。新入社員の内定式を行う企業も多い。弊社も今年2名の新入社員を迎える。新たな気持ちで頑張りたいと改めて思う。
本日は前衆議院議員の山田宏先生にも急遽お越しいただいた。先週の報道で、山田先生の来年夏の参議院選挙出馬(比例代表全国区・自民党公認)を知った。
先生には、これまで東京のみならず各支部でもご講演を頂き、今年1月にも「日本よい国構想2015~誇りをもって自らの天分を活かせる国へ」という演題でご講演頂いた。参院比例代表全国区ということは全国どの選挙区においても私たちは「山田宏」と書けるわけだ。是非国会に戻られ活躍していただきたい。
さて、きょうは1冊の本をご紹介したい。
『目に見えない資本主義~貨幣を超えた新たな経済の誕生』(田坂広志著・
2009年7月、東洋経済新報社刊)だ。一節を読み上げたい。
【そもそも、サブプライム問題やGMの破綻という問題は、経営者が「株主の短期的利益」の増大を性急にめざすあまり、「株主の長期的利益」を決定的に壊してしまった過ちではなかったのか。それは、「金融資本」という「目に見える資本」の増大を過剰にめざすあまり、信頼資本や評判資本、文化資本といった「目に見えない資本」を、決定的に壊してしまった過ちではなかったのか。それらは、企業経営において、「目に見える利益」と「目に見える資本」のみを見つめ、「目に見えない利益」や「目に見えない資本」を見ようとしなかった結果、起こった過ちではなかったのか】
2009年出版なのでサブプライムローン問題やGMが出てくるが、ここをフォルクスワーゲンに置き換えて読むとタイムリーに考えられる。今回のフォルクスワーゲンの排ガス不正問題は、ドイツの国家の信用を揺るがす大事件だ。
私たちは、林英臣先生のご指導のもと、「公益経済の確立」を目指しているが、まさに、資本主義の次を考えることは、今後の企業経営の中で大切なテーマだ。
本日のゲスト講師、寺岡賢先生には、三重県伊勢市からお越しいただいた。寺岡先生のご講演は3回目となるが、日本の大元の大事な部分を語って頂けて、毎回、感動と共に、企業経営者として大きな学びをいただいている。本年当会で出版した『経営者のための「日本の心」入門講座』にも過去2回のご講演抄録を掲載させていただいている。今日も、皆さんと共に学びを深めたい。

コメント

コメントを受け付けておりません。