政経倶楽部が綴る政治や政策提言

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第161回例会
平成30年5月10日(木):ルポール麹町
■講演 和田 政宗 氏 参議院議員 自由民主党
「国を守るために必要なこと~各国憲法との比較から~」

■挨拶 吉田平 理事長
昨年5月に続き、本日は、和田政宗参議院議員を講師にお迎えした。和田氏は、昨年ご講演時は、無所属・自民党会派だったが、昨年秋に自民党に入党し、菅義偉官房長官が上司ということで、政権中枢で活躍されているホープだ。

昨日、東京で日中韓首脳会談(安倍首相、李克強首相、文在寅大統領)が行われ、朝鮮半島の完全な非核化に向けて連携することで一致した。
政経倶楽部の3つの理念の一つは「共生文明の創造」だ。今、欧米からアジアの時代になっていく転換期の中で、日本がアジア諸国と仲良く共存共栄していくことが日本の果たすべき役割の一つであるとの思いで、理念に掲げている。
まさに今、その正念場にあるわけだが、皆さんはどうお考えだろうか。

マスコミ報道では、なんとなく「トランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長との会談で上手くいく」という雰囲気になっていないだろうか。それは、危い。
個人のトップリーダーの心の奥底まではわからないが、表に現れる行動の結果が真実だと思う。経営者ならば、事実を見すえなければならない。
2011年12月、金正日氏の葬儀で、金正恩と共に、霊柩車に手をおいて護衛していた側近たちは誰一人として今いない。実兄、金正男暗殺は記憶に新しい。昨年2月、マレーシアの空港で起きた。これら粛清をしたのが、金正恩だ。
トランプ大統領と金正恩の会談後、非核化がすぱっと進むとは考えにくい。経営者視点で、最大のリスクも想定して見て行かなければならない。

私はバス・タクシーのグループ会社を経営しているが、つい2年前に比べて原油価格は2倍になっている。1バレル34ドルが今70ドルだ。事業の中核は、東京成田間の高速バス(1日4000人輸送で年間150万人)だが、アジアに緊張状態になれば一気にお客様がいなくなる。
政治と経済は、一見、離れているかに思えるが、このように政治が経営に直結している。政経倶楽部は、政経一体で日本をよくしようという思いで活動している。今日も皆さんとともに、学びを深めて参りたい。

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