政経倶楽部が綴る政治や政策提言

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第143回例会
平成28年11月10日(木):ルポール麹町

■講演 山田 宏 氏  自由民主党 参議院議員 (全国比例区)
「日本が創る“世界の指導理念”」

■吉田平理事長 挨拶
昨日“米国新大統領にトランプ氏当選”の衝撃的ニュースがあった。その、翌朝に、山田宏参議院議員にご講演いただけるといことで、政経倶楽部として、この上ないタイミングにあらためて感謝したい。
政経倶楽部では、毎回、半年ほど前から講師の方にご講演依頼をしているが、不思議と絶好のタイミングでのご講演となることが多い。
たとえば、安倍政権発足の10ヶ月前の民主党政権時代、誰も今の日銀の政策を予測しえなかったタイミングで、金融緩和の必要性を説いた山本幸三衆議院議員のご講演(九州政経倶楽部例会)があり、そのご講演内容が現実化した。
山田先生には、本年4月に千葉例会でご講演いただいたが、誰もが共和党の大統領候補にまさかトランプ氏がなることはないと思っていた時に、山田先生はその可能性を指摘し、さらに、民主党クリントン候補に勝って大統領になる可能性をも示唆された。「トランプ氏の大統領就任が、明治維新を引き起こしたあの黒船ペリー来航の再来になるかもしれない」と話された事が昨日のことのように思い出される。
次回12月例会は、『米国次期政権下における日米関係』という演題で、民主党野田政権下で、防衛大臣を務められた森本敏先生にご講演いただく。
これもトランプ大統領決定後に、この政経倶楽部だからこそ聴ける内容だ。
本日は、山田先生には、トランプ大統領決定を受けこれからの日本の方向性について存分に語っていただく。大変、楽しみだ。

■谷口郁子(たにぐちふみこ)東京支部長 挨拶
今年1月、ロンドンエコノミスト誌の「今年は不機嫌な年になるでしょう」という記事を紹介した。さらに来年は「災いと苦難の年になる」と書いてある。とはいえ、私たちは、常に学び続け、それを乗り越えて行かなければならない。
今年8月岡田幹彦先生に「西郷隆盛」をテーマにご講演いただいた。その折、参院ご当選直後の山田宏先生がご参加くださり「世界は征服の時代から調和の時代へ」「日本は自立の道を行かねばならない」と話された。それが岡田先生の西郷隆盛のお話に重なり、私は山田先生を応援した甲斐があったと実感できた。山田先生には、是非、西郷隆盛のように国の舵取りをしていっていただきたい。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第142回例会
平成28年10月6日(木):ルポール麹町

■講演 寺岡賢(てらおかまさる)氏  公益財団法人 修養団 講師
「訪日外国人の増加で、見直される日本の心」

■吉田平理事長 挨拶
本日は、三重県伊勢から、寺岡賢先生をお招きしている。政経倶楽部でのご講演は4回目となるが、毎回、先生には、まさに政経倶楽部の3つの基本理念、「共生文明の創造」「高徳国家の建設」「公益経済の確立」の原点となる「日本人の心」をテーマにお話しいただいている。
今日の演題は、「訪日外国人の増加で、見直される日本人の心」ということだが、実は、弊社が4年前から始めた東京成田間の高速バス運行の利用客数が、当初の1日30人から昨日は4000人となり、うち約半数の2000名が外国人だ。運転手や荷物運びスタッフの話では、以前に比べて外国人のマナーが向上したとのこと。これは、日本の良き伝統やマナーを体験したリピーター観光客が増えてきた効用の表れなのではないかと思う。
これからはアジアの時代だという中で、まさに2020年東京オリンピックに向けて、日本の良き伝統文化を伝える好機でもある。日本の精神文化を世界へ発信する大きなタイミングであることを、自身の事業からも実感した。
本日は、その意味でもしっかりと寺岡先生からの学びを得たいと思っている。

■谷口郁子(たにぐちふみこ)東京支部長 挨拶
昨年7月、IR(統合型リゾート)の世界的オペレーター、ソレアの経営陣に「日本でのIR開業の魅力」との演題でご講演いただいたが、先月、そのフィリピン、マニラの「ソレア統合リゾート」に行ってきた。
大変素晴らしい施設だったが、巨大すぎてシアターに行くのに10分程かかる。レストランやブティックもこれからという感じだが、着実に開発が進んでいる様子を目の当たりにした。観光客は中国人が多く、残念ながら日本人を見かけることはなかった。隣には、巨大エンタテイメント施設、シティオブドリームズマニラがあり、今、マニラにはいろいろな資金が集まっているようだ。
ドゥテルテ新大統領のいろいろな政策には賛否両論あるが、ある意味、国民は少しざわざわしており、格差も広がっているように感じた。フィリピン訪問は数回目となるが、今回、実際に出かけてみて私はそのように感じた。
今日は、お待ちかね寺岡先生の「日本の心」のお話で大変楽しみにしている。皆さんと共に、学ぶ、伝える、育てる、の心を持って、拝聴したい。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第141回例会
平成28年9月1日(木):ルポール麹町

■講演 渡邉美樹氏 参議院議員(自由民主党)・ワタミグループ創業者
「経営力で日本を取り戻す~経済・教育・福祉のプロ国会議員の挑戦」

■吉田平理事長 挨拶
本日は夜の例会で、渡邉美樹参議院議員をお迎えしている。
皆さんご存じの通り、氏は、1984年創業、社員6000名余、売上1600億円のワタミグループ創業者だ。大学卒業後、経理会社で財務を学んだ後、運送会社で、なんと1年で300万円を貯め、24歳で企業。外食産業を皮切りに、介護、宅食、農業、環境等、事業展開された。また、中高一貫校の理事長でもあり、カンボジアやバングラデシュでの学校建設、孤児院運営等、若者を中心とした夢実現の支援や、自然資源を活かした持続可能な循環型社会づくりにも尽力されている。政治家としては、2011年の都知事選で101万3132票も得るが落選。千葉県知事選に挑戦した私にとって近しいものを感じる。2013年、自民党から参議院議員当選後は「中小・零細・ベンチャー企業の支援と育成」にも着眼し、「実体経済の成長」を最優先事項と捉え、活動されている。
政経倶楽部は、「政経一体でこの国をよくしていこう」と学びを重ねているが、まさに経済・教育・福祉のプロ国会議員のご講演だ。「経営力で日本を取り戻す」というテーマで、大きな勇気と感動をいただけることと期待している。

■谷口郁子(たにぐちふみこ) 東京支部長 挨拶
先月、設立2周年の広島支部で講演した。広島は、5月にオバマ大統領が訪れ、今、野球ではカープも調子がいい。真夏の8月10日、講演と懇親会でたっぷり皆さんと熱き思いを共有できた。
今月は、マニラに行く。昨年7月にマニラの統合リゾート、ソレアの皆さまにご講演いただいたが、視察の予定もあり楽しみだ。
本日は、渡邉美樹先生をお招きできた。経営者時代にも、私も何度かお話を伺っているが、政治家になられた先生の、今だからこそ語れるここだけの話を楽しみにしている。
PL(損益計算書)・BS(貸借対照表)が通用しない政界で、先生は孤軍奮闘されているとのこと。私たち経営者は、先生を応援しなければならない。今日の学びをご縁に、また、是非、政経倶楽部においでいただきたい。
今日も、「学ぶ・伝える・育てる」で、共に過ごせることを有り難く思う。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第140回例会
平成28年8月4日(木):ルポール麹町

■講演 岡田幹彦氏  歴史人物研究家・日本政策研究センター主任研究員
「南洲翁遺訓~西郷隆盛からのメッセージ」

■吉田平理事長 挨拶
本日は、林英臣先生と、山田宏参議院議員もご参加だ。当会は、政経一体で日本創生を担える政治家を応援してく方針で、今回、参院選全国比例区で出馬された山田宏さんを応援した。6年間じっくりおおいに頑張ってほしい。
創業51年目のバス・タクシーのグループ会社の弊社が、先日、8月1日の、日経新聞に取り上げられた(「成田―都心格安バス快走」「LCC客・訪日客獲得」)。4年前から始めた東京成田間の高速バス運行事業は、当初1割程度だった外国人利用客の割合が、先月は約6割にもなった。国内産業の意識で始めたことだが、今や、弊社の事業も世界経済の動きに大きく左右される時代になった。日頃、寒竹ファウンダーの言うように、「世界の中の日本」という切り口で、自身の事業を見て行かねばならないのだと実感した。
今日の岡田先生のご講演テーマは、西郷隆盛だが、幕末、維新期において、西郷もまた、「世界の中の日本」という視点で日本を捉えていたように思う。
私は歴史好きで司馬遼太郎ファンだが、司馬小説に登場する乃木希典の否定的な描かれ方にかねてより違和感があった。乃木神社など神社の名になるほど尊敬されている人物がなぜ否定的に描かれるのか。大連で二百三高地の現場を見たときも、同じく違和感を持った。それから岡田先生の『乃木希典』を読み、それまでの自分の一方的な歴史観に基づく歴史の学び方を反省した。
今日も皆さんと共に学びを深め、当会の活動に邁進していきたい。

■谷口郁子(たにぐちふみこ)東京支部長 挨拶
今日は大変晴れやかな気分だ。山田宏先生を参議院議員としてお迎えでき、嬉しい限りだ。また、林英臣先生にもご参加いただき大変ありがたい。
ご講演は、お待ちかね岡田幹彦先生。先生には、昨年5月に「西郷隆盛」のお話を賜わった。「西郷さんは日本一の偉人。西郷さんがいなかったら、日本は清やインドのように英仏の属国となっていたかもしれない」とのお話だった。
私の母方の墓地は、鹿児島県の西郷さんの銅像の側にある。毎年、西郷さんの銅像を見ながらご先祖のお墓参りをしていたが、岡田先生の白熱のご講演のおかげで、改めて西郷隆盛の偉大さを知り、誇りに思えた。
今日も、皆さんと共に、学ぶ、伝える、育てる、の精神で参りましょう。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第137回例会
平成28年5月12日(木):ルポール麹町

■講演 國場(こくば) 幸之助(こうのすけ) 氏 自由民主党 衆議院議員(沖縄一区)
「沖縄問題の本質・日本創生への道」

■吉田 平 理事長 挨拶
当会は、今夏参院選で全国比例区出馬予定の、山田宏先生を応援している。今回、安倍首相からの要請で自民党からの出馬となった。山田先生には杉並区長時代からこれまで各支部でご講演賜り、先月の千葉県支部と名古屋支部では、其々100名近くの皆さんと思いを共有できた。
山田先生は松下政経塾2期生であり、野田前首相、林英臣先生とは同志だ。
新刊『政治こそ経営だ』は、杉並改革11年の軌跡が書かれており大変興味深い。近く、櫻井よしこ氏との対談本、『慰安婦問題はこうして動いた~「日本の名誉」と政治』も上梓される。是非とも国政に戻り、日本創生へ向け活躍してほしい。
本日の講師、國場幸之助衆議院議員は、林英臣政経塾5期生だ。
当会は、不思議と一番良いタイミングで講演を聴けることが多い。明々後日、5月15日は44年前に沖縄が本土に復帰した日、沖縄で最も大切な日だ。
沖縄の問題は、日本の根幹にかかわる問題であるという認識はありながら、私自身、その知識は、新聞やテレビの報道レベルくらいでしかない。
國場議員は、沖縄の経営者の家庭で育ちながら、政治家を志された。
本日は、國場議員の話をじっくり聞き、沖縄への理解を皆さんと共に深めたい。

■谷口郁子(たにぐちふみこ)東京支部長 挨拶
この1ヵ月の間にいろいろなことがあった。4月14日には熊本大地震があり、日本は地震多発国であることを改めて認識した。4月11日、アメリカのケリー国務長官が広島を訪問し、今月27日には、オバマ大統領の広島訪問が実現する。
これは、明るい平和への兆しのニュースとなってほしい。
本日の講師、國場幸之助衆議院議員は、林英臣先生の愛弟子のお一人だ。
本日は、林先生も駆けつけてくださっている。
林先生曰く、「師匠も幸之助、弟子も幸之助(笑)」。将来、総理大臣になってもおかしくない逸材であると、今回、講師にご推薦いただいた。
國場議員は、平成12年衆院選初当選で、現在2期目でご活躍だ。
ここにご著書、『われ、沖縄の架け橋たらん』がある。沖縄と本土との架け橋、ひいては沖縄と世界、日本と世界の架け橋となってご活躍いただきたい方だ。
今日は、皆さんと共に、ご講演を大変楽しみにしている。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第135回例会
平成28年3月3日(木):ルポール麹町

■講演  宮下 一郎 氏  自由民主党 衆議院議員 前財務副大臣
「心豊かな未来をめざして~日本が目指すべき国家像~」

■吉田 平 理事長 挨拶
本日は、長野県5区選出、自民党の宮下一郎衆議院議員をお招きしている。
宮下先生は、当会の林英臣主席顧問とは20年来のお付き合いとのことで、国会版林塾、超党派による「国会綜学勉強会」の筆頭世話人もされている。本日は、その会から井坂信彦衆議院議員、井出庸生衆議院議員にも参加頂いている。
先般、宮下先生の国会議員事務所にご挨拶に伺った際に、「はじめまして」と名刺交換から始まったのだが、実は、2010年5月27日に飯田市の倫理法人会主催の経営講演会でお目にかかっていたことが判明。私のいすみ鉄道社長時代や千葉県知事選挑戦の話を聴かれた宮下先生が、思い出してくださったのだ。
宮下先生の、6年前のその日のブログに私が写真入りで登場していた。恥ずかしながら私は失念しており、宮下先生には大変失礼してしまったが、懐の大きな先生はご講演を快諾してくださった。
宮下先生は、物静かな中に、凛とした熱い思いがある方だ。
本日は、林英臣先生もご参加くださり、大変、贅沢な例会となった。
大局観の中で、これからの日本の政治を政経一体でよくしていくため、今後も宮下先生と交流していければと願っている。

■谷口郁子(たにぐちふみこ)東京支部長 挨拶
きょうは、桃の節句、雛祭りの日だが、女性参加者も多くありがたい。
3月は、私共医療業界は、診療報酬改定、薬価改定があり、大変悩ましい時期だが、それを乗り越えていくためにも、今日の学びからヒントを得たい。
本日、宮下一郎先生をお招きするにあたり、昨日、先生のフェイスブックにお友達リクエストをしたところ、すぐに承認していただき、今日の名刺交換の時には「お友達です!」と言えて大変嬉しく思った。先生は写真撮影がご趣味とのことで、風景や花など美しいお写真満載の楽しいフェイスブックだ。
本日、先生は10時から国会で委員会にご出席とのことで当会を早退されるが、今朝は大変早くからお越しくださり、ご朝食後、私共と一緒に入口で皆さんと名刺交換してくださり、感銘を受けた。
林先生から、宮下先生は大局観のある貴重な政治家だと伺っている。本日は、公益経済確立の好事例、伊那食品工業のお話もして下さるとのことで楽しみだ。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第134回例会
平成28年2月4日(木):ルポール麹町

■講演 矢島(やじま) 里佳(りか) 氏 (株)和える(aeru)代表取締役
「“感性経営”の極意~日本の伝統産業で子ども用品ブランド起業!」

■吉田 平 理事長 挨拶
先月、長野県軽井沢でスキーバス転落事故が起きた。このバス会社の運行管理兼営業所長は、約10年前に伊豆半島で大型バス転落事故を起こした五日市観光の運行管理責任者だ。当時、五日市観光は国土交通省の行政処分を受けて倒産に至ったが、事故の教訓は生かされなかった。同じバス・タクシー業界に身をおく者として非常に情けない思いだ。約15年前、バス、タクシーの規制緩和があった。私は規制緩和賛成論者だが、緩和するからには公益を守る歯止めが必要だ。官僚も政治家もそこを考えないままの法体制になってしまっていた。今回のバス事故で、いかに政治と経済が一体となっていかなければならないかを痛感した。政経倶楽部の活動が、ますます重要となってくる。
1月17日の千葉日報「ちばオピニオン」欄に「交通は100年の計・千葉の未来つなぐLRT」という記事を書いた。私の夢は、LRT(次世代型低床車両を活用した路面電車)を千葉市で運行することだ。これは、千葉の政経倶楽部のメンバーと一体となって運動しているIR(統合型リゾート)誘致の一環としての活動でもあり、単なるカジノ誘致ではないIR、街づくりの中の人に優しい交通網を是非、実現していきたいと考えている。

■谷口郁子(たにぐちふみこ)東京支部長 挨拶
昨日、節分の豆まきの会で、創業260年の老舗和菓子会社の会長とご一緒だった。会長曰く、京都の同業者のお集まりでは、若手とのこと。創業260年で若手という世界に驚く。日本には、創業200年を超える会社は3500以上もある。ドイツは800社、中国は150社だそうだ。和菓子関連では、創業1000年という会社もあるとのこと。これだけ長く続く会社が多い日本には、長く続く秘訣、日本人ならではの気質があるのだ、という思いに馳せた節分の一日だった。
本日のゲスト、若きアントレプレナー、矢島里佳さんは大学4年生の3月に起業し、もうすぐ満5年。日本の伝統産業市場と、赤ちゃん・子ども市場を“和える”ことで見事な新市場を生み出し、新聞、雑誌、テレビ等メディアでも、ご活躍だ。本日は、矢島さんの感性経営の極意を伺えるのを楽しみにしている。
弊社も来年30周年を迎える。皆さんと共に、学ぶ、伝える、育てるの精神で、邁進していきたい。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第133回例会
平成28年1月7日(木):ルポール麹町

■講演 井坂信彦氏 氏 衆議院議員 維新の党
「2016年 日本政治の展望」

■吉田 平 理事長 挨拶
新年おめでとうございます。当会はおかげさまで、今年6月で13年目に入る。
正月早々サウジアラビアとイランの国交断交のニュースがあった。直接関係ない方も多いと思うが、バス・タクシーのグループ会社を営む私にとっては、燃料がいくらになるかで経営の収益に大きな影響が出るので注視すべき事態だ。2年半前の原油価格が約100ドル時代から今は30数ドルなので、私共にとって今はラッキーな環境下にあるが、自社の経営を足元からしっかりした上で日本を良くしようという活動を今年も続けていきたい。
当会は、経営者の方のお話や、日本の原点や歴史の学びを大事にしているが、勿論政治家の方のお話も聞こうということで本日は、維新の党の井坂信彦議員をお招きした。井坂氏は、田原総一朗氏主宰の議員評価NPOから最高位「三つ星賞」(最も活動量が多かった国会議員の一人)を2年連続で受賞されている。
みんなの党、結いの党、そして維新の党、と所属政党も変わる中で地元、神戸市での活動も大変な中、非常に頑張っておられる。今日は、我々経済人が共に政治を良くしていくための示唆となるお話が伺えることを楽しみにしている。

■谷口郁子(たにぐちふみこ)東京支部長 挨拶
本日は、林英臣主席顧問はドイツ外遊中で残念ながらご欠席だが、昨年末、本部役員は、ここルポール麹町にて一泊し林先生の研修を受けた。
政経倶楽部の3つの理念「共生文明の創造」「高徳国家の建設」「公益経済の確立」について林先生のご講義後、各々が経営者また個人として3つの理念をどう追求していくか1時間発表、他メンバーからコメントを得て、林先生から叱咤激励を受ける、という濃密な研修だった。
僭越だが、私の発表をご披露したい。まず「共生文明の創造」。医療介護福祉事業を営み26年になるが、東洋医学と西洋医学を融合した統合医療を目指す。
次に「高徳国家の創造」。世界一長寿の日本女性が高徳を学び続けて広めていく。その先頭に立つ。「公益経済の確立」、独自の地元における地域包括ケアシステムを構築する。そして「誇り高き経営者とは徳を積んでいかねばならないのだ」という思いに達した。これを目指し、本年も日々精進していきたいと思う。
今日は新春にふさわしく、その林英臣政経塾1期生の井坂信彦衆議院議員をお招きでき大変光栄だ。本年も、学ぶ、伝える、育てる、の精神で臨みたい。

一般社団法人政経倶楽部連合会第132回・千葉県支部第60回例会
平成27年12月5日(土):ルポール麹町

■講演 西 鋭夫 氏  スタンフォード大学フーヴァー研究所教授
「明治維新・英国の操り人形」

■挨拶 吉田平 理事長
本日は、西鋭夫先生を講師にお招きした。過去2回「國破れてマッカーサー~憲法九条は愛国心の墓か」、「真珠湾とは~敗戦は100年続くのか」で我々は大きな衝撃を受けた。アメリカの機密文書(30年後に公開)の研究を基にした西先生のお話は重みが違う。今日は明治維新の根幹について、皆さんの常識を覆すショッキングな内容かもしれない。歴史の真実を知ることで、自身の会社経営、日本が向かうべき方向について、一緒に考えていければと思う。

■挨拶 谷口郁子 東京支部長
本年最後の例会に、西先生、そして山田宏先生をお迎えでき大変喜ばしい。
西先生の忘れえぬ言葉がある。それは3年前のご講演でのフレーズだ。
「アメリカの大統領は、演説で必ず使う言葉がある。“Our great country”,
“ Our great nation”, “Our great people”。日本でこの70年間、私たち国民を、“偉大なる国民”と言ってくれた首相がいただろうか?」と先生はおっしゃった。
今日も熱いお話を期待している。皆さんと共に学べることを有り難く思う。

■挨拶 山本克己 千葉県支部長
先日、当会の会員仲間と東北の花巻温泉へ出かけた。レンタカーで被災地の復興の様子を見学した帰路のこと。70代の仲間が、運転を交代してくれた時、初めての経験をした。“逆走”だ。高速インターを降り誤って反対車線に進んでしまった。幸い私がすぐ気づき「間違っているよ」と叫んで正しい道に戻れた。
当会は本日132回目となる。日本がもし逆走していたなら「間違っているよ」と言える自分でありたい。その為にも、今日の西先生のお話で学びを深めたい。

■謝辞 寒竹郁夫 ファウンダー(西先生ご講演後)
今日の西先生のお話はショックが大きい。私は司馬遼太郎で歴史を学んだ。司馬史観とは“明治は明るく戦前の昭和は暗黒だった”というものだろうか。私自身、これまで明治維新を肯定的にのみ語ってきたが考え直さねばならない。
一つ心配なのは、日本にとっての“アヘン”は国債ではないかということだ。今、日銀が国債を直接引き受けている。アベノミクスが崩壊したら円は大暴落、日本企業は外資に凌駕されてしまう。ご講演を聞き、そんな思いにも至った。

一般社団法人 政経倶楽部連合会 第131回例会
平成27年11月5日(木):ルポール麹町

■講演 福留(ふくどめ) 強(つよし) 氏 NPO法人 全国生涯学習まちづくり協会理事長
「エコミュージアム 地方創生構想」

■吉田 平 理事長 挨拶
政府は、本年2015年を「地方創生元年」と位置づけている。そこで、本日は、内閣府地域活性化伝道師としてもご活躍の、福留強先生を講師にお招きした。
今、紅葉シーズン真っ盛り。観光バス事業を営む弊社も、1番忙しい時期だ。
2020年までに海外からの観光客2000万人との国家目標は今年中にも達成する勢いだ。東京オリンピック時には3000万人という時代を迎えるかもしれない。
先日、韓国で安倍総理と中韓の3首脳会談があったが政経一体を強く感じる。
関西の友人は、親中、親韓で知られる自民党の二階俊博総務会長と縁があるが、二階氏は1000~5000名規模で中小企業経営者を引き連れて中韓を訪れている。まさに政経一体だ。私たち中小企業経営者の一人一人が、今後ますます学びを深め行動していかなければならない時代であることを痛感する。
政経倶楽部も10年を経て、今後、どういった提言をして行けるかということを含めて、今日も皆さんと学びを深め実践に活かしていきたいと思う。

■谷口郁子 東京支部長 挨拶
本日のご講演テーマは、安倍政権の重要課題の一つである「地方創生」だ。
「このテーマならこの方しかいない!」ということで、福留先生をお招きした。福留先生とは、小泉政権時の内閣府の委員会でご一緒させていただいて以来、地方のまちづくりフォーラムで対談をするなど、長年、ご指導を仰いでいる。
地方創生大臣の石破茂氏は、いつもこうおっしゃっている。
「東京で錦を上げるという考えではなく、地方で志を果たすという新しい社会モデルを作っていかなければならない」と。
経営者の一人として私はこう思う。「人がいて、町があって、仕事ができるのではなく、まず仕事があって、人が集まり、町ができる」と。こんな地方創生モデルができればいいと考えている。
少子化の問題は深刻だ。このままでは、絶滅危惧種・日本人となりかねない。今、1人の日本人女性が2人の子供を産める環境が整えば、なんとかなるそうだ。この5年が勝負だと石破大臣はおっしゃっている。
福留先生は、地方創生のための、宝石のようなアイデアやヒントをたくさんお持ちの方だ。今日の学びを生かし、地域創生から日本創生につなげたい。