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活動報告

例会レポート

  • 政経倶楽部第44回例会  平成20年8月1日(金)於・ルポール麹町
    野田佳彦氏講演会 レポート
代表幹事挨拶・寒竹郁夫氏 (デンタルサポート株式会社代表取締役)

 初めての方や新聞社の方もいるので、政経倶楽部の趣旨を話したい。目指すのは、日本再生。秋葉原の無差別殺人事件が起きておよそ50日経った。そのあとも毎週のように悲惨な事件がおきている。これは国として末期症状だ。これは国としての方針、ビジョン、戦略がないことから来ている。自民党は権力闘争や、目先のことしか考えていない。ゆえに政権交代し、政官業の癒着を断ち切って、日本を再生させることが必要だ。 中小企業の経営者は、影響力がある。それと、フレッシュな政治家が一緒になって日本を良くする会、それが政経倶楽部である。

国政報告・野田佳彦氏(衆議院議員)

 国会を振り返ると、前半は道路とガソリン、後半は後期高齢者医療制度が争点だった。いずれもねじれ国会のおかげでできた争点。 道路について、かつて竹下登さんは「道路is政治、政治is道路」と言い、政官業癒着構造を作ってきた。自民党政治の象徴だった。もちろん必要な道路もあるだろう。しかし今国会では「なんと無駄なものが」と驚くものが次々と出てきた。たとえば日本には出口のないトンネルが4つもある。掘っていっても、その先の用地買収を進めていなかったため、行き止まったそうだ。こんな無計画が許されていた。道路だけでない。アロマテラピーとかマッサージチェアとか、全く道路と関係ないものに随分使われていた。道路特定財源という、国交省の財布となっていることが問題だ。 一般財源化の方針だけ出たが、注意深く見守る必要がある。

 ガソリンへの暫定税率についてだが、暫定=しばらくの間なのに、34年間も続いた。小渕内閣で恒久的減税はただちに廃止したのに、暫定税率はいつまでも保たれた。永田町の日本語は本当におかしい。 1ヶ月だけ25円下がったが、その程度では関係ないくらい、最近は更に高騰している。先日、鹿児島2区に応援に行ってきた。ここには島嶼部がある。これまで民主党はここでは全然勝てなかったが、最近は1000人も集まるようになった。原因はガソリンの高騰だ。いま離島はリットル220円らしい。所得は本土の半分。1世帯平均2.6台の車を保有する車社会なのに、所得に対してガソリンが高過ぎて、車に乗れなくなってきている。それで、民主党の話も聞いてみよう、となってきた。 こういった国民生活を脅かすものを取り除くことを、自民党政治は何もやっていないことが、前半の国会で明らかになった。

 後半は、後期高齢者医療制度。これは小泉政権で強行採決したもの。そのツケをいま福田さんが払っている。 齢を重ねるごとにお祝いするのが日本古来の風習だが、70歳の「古希」のあとに、75歳の「後期」という官僚用語が割り込んで来た。こういう区分自体がおかしい。いまの75歳以上の方は、戦争体験者。少年時に生き抜き、戦後復興を果たした、プライドを持っている。これが貶められることに怒りと悲しみがあるのだろう。

 国会を振り返って、一番印象に残った演説は、大田大臣の経済財政演説だった。通常国会冒頭には、総理の所信表明演説、外交演説、財政演説、経済財政演説、という「政府4演説」がある。はじめ3つは、役所の文書を読んだだけの、総花的でメッセージのない、記憶に残らない演説だった。 大田さんの演説が記憶に残ったのは、いい意味ではなく、反発からだ。大田大臣は冒頭に「日本経済はすでに一流ではない」と言い切った。評論家が言うならわかるが、長らく経済財政諮問会議の委員だった人には言われたくない。自分自身の総括をして欲しい。この10年で、300兆円も借金を増やして、いろいろ使っているのに、経済が二流になるのは、国の資源配分の誤りだ。その責任をとり、もう退場して欲しい。やはり政権交代をしなければならない。

 ねじれ国会のおかげで、血税の使い道、国のカラクリの、全貌が見えてきた。国家公務員OB26000人が、4700法人に天下りしており、そこに年間12兆6000億円もの血税が流れている。しかもそのうち約半分は随意契約で、中身も問わず、高値を払っている。つまり、天下りを受け容れるほど、補助金・交付金がもらえるという、まさに"持参金付き天下り"、これが日本のカラクリだ。 天下りの典型が、あの社会保険庁で、歴代長官もいいところに天下ってきた。ある長官ははしごで6回退職し、退職金の合計は3億6千万円だ。 経営者や国民は黙々と働いて税金を納めているのに、その行き先は結局、特別会計という財布か、天下り法人に行き国家公務員OBを養っている。これはシロアリにやられているのと同じ。シロアリ駆除が民主党の役割だ。

 昭和61年10月1日から街頭演説を始めた。22年間しているが、いまほど反応が良いときはない。...

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