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活動報告

例会レポート

  • 政経倶楽部第56回例会  平成21年8月7日(金)於・ルポール麹町
代表幹事挨拶 寒竹郁夫氏(デンタルサポート株式会社代表取締役)

 当会の理念は日本再生。戦略として政権交代を目指しており、その意義は、政官業の癒着を断ち切り、官僚制を打破することだ。 今日は樫野様の講演。3ヵ月後の神戸市長選に出馬する。上場企業社長を歴任し、政治家に挑戦するということで、政経倶楽部にぴったりの方だ。楽しみにしている

報告 林英臣氏(政経倶楽部顧問)

 最近、世の中の動きが早くなってきていると皮膚で感じる。「何かやらなくては」という人が大変増えている。昔なら、ある人と出会うときに、間に何人かが入るが、最近は間に入る人はひとり程度だ。こういう変化の時代に大事なことは、自分の軸足、原点を定めること。変革の時代には、2極分化する。流れに乗る方とそうでない方がある。どうなるかわからないからこそ、原点から経営者魂を練ることが大事だ。政治を変えるための経営者団体というのが、政経倶楽部の原点だと思う。

 若い30代に「なんとか日本を変えたい」という意欲を持つ人が増えた。なぜこうなったか。一つは、時代が変化を求めているから。時代が"気"を降り注いでおり、敏感な人がそれを変革のエネルギーとして受け止めている。かつて戦後復興のときは、経済的豊かさを疑いなく追求した。しかしバブル崩壊後、日本はモデル、お手本を無くし、自信を失った。でも、その中でもやらなければいけない、という若者が増えてきている。政経倶楽部には素晴らしい人物が揃っている。若者に声をかけて、政治を変えるための経営者がいることを、訴えなければならない。

 転換期のモデルは、幕末にある。1853年に黒船が来てから、わずか15年の間に、多くの志士人物が出現した。その期間を3つにわけられる。前期は黒船ショック期。吉田松陰による松下村塾教育などが行われた。中期は変革期。この時期は旧体制のエネルギー放出期。強権発動として、安政の大獄が起きた。その後、大老が暗殺されるという「桜田門外の変」が起り、幕府は限界を感じて、公武合体策を選んだ。しかしこれもうまくいかず、志士たちの動きは加速した。一方で長州や薩摩の攘夷も失敗する。みんな出口が見えない、行き詰まりとなった。そのあとに創造期がきた。旧体制崩壊のエネルギーが放出され切ったあと、創造のエネルギーが生まれた。坂本龍馬や西郷隆盛、勝海舟など、各所に志士人物が現れ、明治維新がなされた。ここに、これからの日本が予想しておかなければならない、ヒントがあると考えている。変革というのは2段階ある。壊す時期は、旧体制のあがきが出る。これが十分出ないと、新しいものが生まれない。

 今は政権交代が迫っている。政権交代しても全てが解決するほど世の中は簡単ではない。正しいか正しくないかでは動かない。民主党の結束は「自民ではない」ということだった。となると、交代後、結束が難しくなるだろう。野党自民党からの猛反撃もある。古いものが解体されるエネルギーが来るだろう。そういう変革の中でも己を見失わないよう、どっしりと構える"腹を練る"生き様が求められる。

 野田佳彦は、同期としてよく知っており、尊敬している。ずるいところがなく、どっしりとした人物だ。しかし彼は立派でも、民主党そのものは、旧体制が支えていたり、旧田中派が居たりする。新しい当選者が中心となっても、DNAは残っている。ゆえに、まずは旧体制を壊し、そのあとに創造のエネルギーを起さなくてはいけない。2015年頃をめどに、第3極が必要だ。それも第一党を目指す党だ。そうでなければ日本は救えない。改革とは何か、との質問に、松下幸之助は「人生を賭けてやり遂げていくこと」と答えたという。ある社員の改革案は、課長になっても聞いてもらえなかった。部長でも、役員でもダメだった。トップになって初めてその改革ができたという。本当に「日本再生」をやるなら、我々の手で天下を握って、日本を本格的に変える。それくらいやって初めて意味が出てくる。数年後、新しい第3極が出てくるには、そのときに準備していても間に合わない。事前である、いま、準備が必要だ。経営なら当然のことだ。

 幕末期、日本は独立していた。アメリカやフランスが来たとき、跳ね除ける気概があった。しかしいまはアメリカに骨抜きにされた。日本に生きる者のプライドを取り戻さねばならない。また当時は地方がよかった。藩の近代化を進めていた地方が元気だった。しかしいまは東京に首根っこをつかまれており、改革の先頭に立てない。これを変えなければならない。そして教育が大変良かった。藩校や寺子屋で、指導者教育、国民教育がされていた。いまは悪しき個人主義教育中心で、横並び。世のため他人のためという考えはなくなった。政治も、地方も、教育もダメなのが、日本がうまくいかない根本原因だ。これを変えなければならない。そのために政治家天命講座をやっている。ここから巣立っている。先日、大阪府和泉市で市長が誕生したし、この秋は鎌倉市長選に挑む。必ず、原因があって結果がある。日本を変える元があって、明治維新が起った。日本が再生する原因を起せば、日本は変えられる。

講演 樫野孝人氏((株)IMJ顧問)
『なぜ事業経営者だった私が政治家転進を目指すのか?』

 経済・文化・政治・教育の4つを、人生でやっていきたかった。40歳までは経済と文化で力をつけ、40~60歳で政治をやり、60歳以降から教育をやりたい、そう思って就職活動をした。しかし経済、事業は面白くて、ずるずる伸びて46歳になってしまった。

 (株)IMJは1996年創業で、現在、186億円、従業員850名。国内最大手の、ウェブインテグレーター。サイトの製作・運用をやっている。モバイルも多種展開しており、ワンストップサービスもやっている。ネット業界での電通・博報堂になろうとやってきた。PC、携帯、そして2011年の地デジ化以降はテレビなど、さらにプラットフォームが増えるだろう。映画事業もやっており、「NANA」は興行収入40億。いろいろ受賞できた。

 私自身は何をしていたかというと、神戸大学で野球ばかりやっていた。その後、(株)リクルートに入社。年間1000人くらい面接をし、人への目利きができるようになった。...

そのほか

天命講座報告・新村和弘 塾頭(浜松市議会議員)

 江戸期の徳育偏重から、幕末後に知育偏重になった。いま知識を振り回した政治家だけでは、もたないのではないかとの思いで、主催している。  現在の4期生は、当初の12名から8名に減っている。ハートを鍛える場なので、月に1回泊り込みで来てくれと言っていたが、脱落も出てきている。  塾士は現在7名。来週の国是議会で、13名になる予定だ。  9月以降は現役4期生もお邪魔したい。また、来年は、天命講座を木曜日開催とし、金曜日の政経倶楽部例会にも参加しやすくする予定だ。

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