一般社団法人政経倶楽部連合会第85回例会

一般社団法人政経倶楽部連合会第85回例会
平成24年1月12日(木):ルポール麹町
 
■渡辺喜美氏 みんなの党代表 「政界再編」
■挨拶 吉田平理事長 
 本年初の例会には渡辺代表をお迎えした。多数お集まりいただきありがたい。
 当会は設立8年目になる。東京、千葉、大阪に続き、本年度中に名古屋支部を立ち上げ、仙台、広島、と、日本の主要拠点に支部を展開していく予定だ。
 昨秋、政策提言を首相に届けた。公務員の人件費2割削減、議員定数削減等、増税するならまずは自分たちの身を切るべき。経営者なら当たり前の感覚だ。
当会は、単なる勉強会ではない。天命講座等で研鑽する若手地方政治家たちを育て、資金援助を含めた支援を続けている。現在会員数は150名だが、400名以上の会にしていき、政経一体で日本創生を進めていきたい。
 渡辺代表とは、友人の神戸市長選の折に応援車で丸一日ご一緒した。今日は、いろいろな政党の政治家の方がいらしているが、この国をよくしていきたいという思いは同じだ。当会は野田さんが発起人の一人ではあるが、民主党の応援団ではない。政界再編のキーマンである渡辺代表に、今日は、自由にいろいろ語っていただけると思う。
■挨拶 寒竹郁夫ファウンダー 
 今日は70余名もの出席でありがたい。初期は7~8名だった。だんだん時代の要請に応えられるようになってきたのだと思う。
「この国にまた生まれたいか」という日経新聞の調査を今朝ラジオで聞いた。10代は57%がイエスだが、50代~60代以上は少なくなる。実社会に出るとモチベーションが下がるということだ。日本の仕組み、システムがおかしいからだ。
例えば、2年前の6月に民主党政権は、「新成長戦略」で医療介護、健康関連産業を成長牽引産業に持っていくと、健康大国戦略を打ちたてた。
しかし、医療法人の海外進出には厚労省がイエスと言わない。株式会社の参入も認められていない。だが実際、医療機関が海外進出するには株式会社でなければ無理だ。それも認めない。政府が掲げた戦略なのに法整備ができていないということだ。システムの問題だ。既得権益を守る医師会もそれを認めない。
仕組みを変えるには、政界再編を起こして強いリーダーでいかないとだめだ。日本は創生できない。その受け皿として、政経倶楽部は、組織、人材等、バックアップできる会にして、日本創生に尽力したい。