政経倶楽部第67回例会

日時:2010年7月2日  開会:~ (開場:)
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

理事長挨拶 寒竹郁夫氏(デンタルサポート(株)代表取締役社長)

 先月、当会の政策提言発表ということで、100名の方にお集まりいただいた。日本の現状は、有史以来4回目の国難と言われている。元寇、ペリー来航、敗戦、そして65年ぶりの国難。しかも今回の国難は、外圧ではなくて中から壊れかけている。景気、財政、モラルの低下、国のリーダー不在。国の戦略もない。理念もない。特に教育の崩壊が著しい。それを自分たち中小企業の経営者が政治家と一緒になってこの日本を立て直していきたいというのが当会の基本的な理念だ。我々は実践者なのだから、まず、千葉県を再生させて千葉県をモデルとして日本を創生しようというのが基本的な戦略だ。千葉県支部を10月14日に設立する。3年後の知事選に向けて動きを始めるということだ。

挨拶 田嶋要衆議院議員

 この半年、私は事業仕分けの仕事に取り組み、多くの国民に評価いただいた。為政者にとって都合よいのは、国民には難しい話はせずに依存する形を作っていくことだ。それが政権交代で180度変わった。国民にまず真実の姿を知らせていく必要がある、というコンセンサスが日本にもできた……

講演 藤原和博氏 『「つなげよう!学校と地域社会~子どもたちの未来を拓くために」大阪府知事特別顧問/東京学芸大学客員教授/杉並区立和田中学校・前校長/元リクルート社フェロー』

 今日は、「教育界の何か問題か」ということを3点挙げて話したい。これは日本の根幹に関わる問題だ。ここを正さない限り、法律を変えようと、憲法を変えようと、政権を変えようと日本は変わらない……

講演 林英臣氏(政経倶楽部連合会主席顧問、日本政経連合総研理事長) 『まとめ』

 藤原先生の話はたいへん説得力がある、説得力の根本には、実行をもとにお話をされている、ということがある。内容は捉え方によっては復古的と思われるようなものもある。しかし古臭さはいっさいない。それは観念的でないからだ。観念的とは頭の中だけで思っていることだ。また藤原先生はいろいろな用語を作ったが、一つ一つの言葉の定義が明確だ。何が言いたいのか、どういう意味で捉えてもらいたいのか、という定義が非常にはっきりしている……

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