政経倶楽部【東京】第121回例会(朝食会) 1/8木

日時:2015年1月8日  開会:~ (開場:)
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

「日本よい国」構想2015~誇りを持って自らの天分を活かせる国へ

■講演 山田 宏 氏 前衆議院議員 元東京都杉並区長

「日本よい国」構想2015~誇りを持って自らの天分を活かせる国へ


【プロフィール】

昭和33年(1958年)1月東京都生まれ。京都大学法学部出身。
昭和56年(1981年)松下政経塾に第2期生として入塾。
昭和60年(1985年)東京都議選に史上最年少の27歳で初当選。2期。
平成5年(1993年)衆議院議員に初当選(日本新党)。1期。
平成11年(1999年)東京都杉並区長選に初当選。3期11年務め杉並区の財政を再建し、レジ袋税や区独自の教師養成機関「杉並師範館」の設立、「減税自治体構想」など、数々の独自の政策を推進。
平成22年(2010年)日本創新党を立ち上げ党首に就任。
平成24年(2012年)12月衆議院議員に当選(日本維新の会)。
平成26年(2014年)8月次世代の党を結党、幹事長に就任。
政治信念は「過去への感謝が未来を拓く」「より少ない税金でより良い政治を」。主な著書に『「日本よい国」構想』等。


●「ふりつもるみ雪にたへていろかへぬ松ぞををしき人もかくあれ」昭和天皇

 今年の正月は両親の住む大津の山奥で過ごした。元日の夕方、降り始めた雪を見て、ふと昭和天皇の御製が浮かんだ。
「ふりつもる み雪にたへて いろかへぬ 松ぞををしき 人もかくあれ」
戦後初めての昭和21年歌会始の作品。日本が悲惨な敗戦を受けた中で陛下が作られたお歌だ。
 「雪が降り積もっている。松の枝にも積もっている。だが、その雪の重さにも耐えて、松は色も変えることなく、青々しく瑞々しく凛として立っている。この松の雄々しい姿のように、日本人もかくありたい」
 おおしい、という言葉は、皇室の方のお歌やおことばによく使われている。
 東日本大震災から5日後の天皇陛下のおことばの中にも、「雄々しき」という言葉があった。
「何にも増して、この大災害を生き抜き、被災者として自らを励ましつつ、これからの日々を生きようとしている人々の雄々しさに深く胸を打たれています」
 大災害があっても、なんとか立ち直ろうとしている人たちの姿に雄々しさを感じると今上陛下はおっしゃっている。
積雪のおかげで、両親と5日間を過ごすという貴重な機会を得た正月だった。

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