政経倶楽部 【東京】第120回・【千葉】第48回 合同例会 懇親会 12/6土

日時:2014年12月6日  開会:~ (開場:)
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

日本創生にかける思い~誇り高き日本を取り戻す~

■講演 寒竹郁夫氏 デンタルサポート(株)代表取締役社長・CEO

「日本創生にかける思い~誇り高き日本を取り戻す~」


【プロフィール】

歯科医師・歯学博士。
昭和32年、東京都墨田区吾妻橋生まれ
昭和57年、日本大学松戸歯学部卒業
昭和61年、日本大学大学院卒業。歯学博士学位取得
昭和62年、寒竹歯科医院開業
平成 3年、医療法人社団郁栄会設立
平成10年、デンタルサポート株式会社設立
平成20年、介護事業、在宅医療サポート事業参入
平成21年、歯科・医科・介護のワンストップサービスの提供開始
平成22年、歯科医療のグローバル展開へ
平成25年 創業15周年を迎える
一般社団法人 政経倶楽部連合会の創設者(現ファウンダー)



 きょうは政経倶楽部10周年記念講演、「日本創生にかける思い」と題して、政経倶楽部について、そしてデンタルサポート社を通しての日本経済への貢献について語りたい。


●国難の要因①経済低迷②政治低迷③自殺者3万人④東日本大震災⑤領土問題

 日本は第4の国難だと言われている。蒙古襲来、明治維新、敗戦、そして今。原因は次の5つにある。
 ①経済の低迷、②政治の低迷(リーダー不在・戦略の欠如)、③自殺者が年間約3万人、④東日本大震災、⑤領土問題。
 毎年の自殺者数は、統計上は3万人を切った。だが、遺族は自殺とは言わず事故としている場合もある。よって実数は5万人とも10万人とも言われている。これを国難と言わずして何なのか。
 経営者として最も関心があるのは領土問題だ。日本を東西南北の国々が虎視眈々と狙っている。 
 日本を立て直すためには、国難にあるということを自覚し、危機感を共有することから始めないとならない。


●改革の優先順位は先ず「経済」。次に「ビジョン」を示し「政治改革」を

 なぜ、国難なのか。国の力、政治も、外交も、社会保障も教育も衰えている。だがなんといっても経済力が衰えているのが一番の問題だ。経済を立て直さずして、外交安全保障も社会保障も教育も改革できない。憲法改正もできない。  
 経済を立て直して、将来のビジョンを築いて、はじめてこれらの本格的な政治改革に取り組める。まずは経済ありき。日本の企業の99.7%が中小企業だ。中小企業経営者の私たちが、しっかりと自社を経営し、その上で政治を勉強し、経営のセンスを政治に活かす。それをしないと日本創生はできない。


●歴史に学ぶ ①文明800年周期説~今、西洋から東洋への転換期

 政経倶楽部では歴史の勉強に力を入れている。歴史の学びによって、感性が磨かれるからだ。当会ではまず文明800年周期説を学ぶ。これは、「歴史は800年の周期で東洋の文明と西洋の文明が盛衰を繰り返す」という故村山節先生の説で、一番大事なことは、西暦2000年がそのクロスポイントに当るということだ。過去800年は西洋の文明で、西洋が東洋を植民地にしていた時代。それ以前は、東洋の時代で、唐が栄えていた。2000年を境に東洋が西洋を凌駕する時代に入った。
 経済は、中国、ASEAN、中東が隆盛になってきた。医学も東洋医学にシフトしていく。西洋医学一辺倒から東西融合の統合医学が注目されつつある。特に慢性疾患などは西洋医学だけでは治せない。思想もしかり。西洋の理屈、理論、科学重視の思想ではなく、東洋思想で、感性や直感を磨くことが優位に立つ時代がこれからやってくる。
 つまり、これからの経営にも理念やものの本質的な考え方が大事だということだ。経済を含めてあらゆることが西洋の時代から東洋の時代にシフトしていく、それがまさに今という時代、地球のバイオリズムと言える。
 アジアのリーダーとして日本の役割はものすごく大きい。この歴史の転換期を生きている経営者であることを意識しての学びが、政経倶楽部の基本である。

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