政経倶楽部【東京】第161回例会(朝食会) 5/10 木

日時:2018年5月10日  開会:~ (開場:)
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

国を守るために必要なこと~各国憲法との比較から~

■講演 和田 政宗 氏 参議院議員 自由民主党

「国を守るために必要なこと~各国憲法との比較から~」


【プロフィール】

昭和49年(1974年)東京生まれ。43歳。「政宗」名は伊達政宗に由来。
平成9年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業、NHK入局。
アナウンサー、ジャーナリスト。NHKでの専門は防災、復興政策。
十勝沖地震、新潟県中越沖地震等で現地より取材・放送に携わる。
東日本大震災では2ヶ月にわたりほぼ毎日、被災地から中継した。しかし、
「伝えるだけでなく、直接的に動かさなくてはならない」と政治家を志し、
平成25年、第23回参議院議員通常選挙において初当選。
「みんなの党」「次世代の党(党名変更後:日本のこころを大切にする党)」を経て、平成29年、自由民主党に入党。
所属委員会は、内閣委員会理事、予算委員会、東日本大震災復興特別委員会。
自民党役職は、広報副本部長、青年局次長。
一次資料から丹念に検証し、本質的な答弁を引き出す国会質疑を旨としている。
ツイッターはフォロワー数13万超。メルマガ「真相はこうだ」を週3回発行。人気インターネット番組「和田政宗の本音でGO!」「報道特注」等に出演。
スポーツは、マラソン(ホノルルマラソン完走5回)、剣道二段。
著書は『「日本の真実50問50答・わかりやすい保守のドリル」(青林社)、
『日本国憲法「改定」』(すばる舎)等
http://www.wadamasamune.com



●北朝鮮をめぐる一連の外交は日本主導で動いている。「蚊帳の外」論は的外れ


北朝鮮をめぐる情勢が動いている。一部の野党やメディアは「蚊帳の外」論を展開するが、日米外交の舞台をつぶさに見てきている人たちに言わせれば、「蚊帳の外論」はまったくの的外れだということだ。
まず、トランプ大統領は、東アジアの外交政策を決める時、必ず安倍総理に意見を聞いている。安倍総理を、非常に頼りにしている。
トランプ大統領は、就任前に安倍総理をトランプタワーに招き、二人は互いの第一印象から好感触で、意気投合した。トランプ大統領は、安倍総理の外交に対する確固たる考えや情報分析、世界各国首脳とのやりとりなどについて傾聴し、「安倍晋三という人間はすごい」と認識したという。

昨年11月、アメリカの空母三隻が日本海に入ったのも、北朝鮮の不穏な動きに対して日本側からの要請にアメリカが応えたもので、「蚊帳の外」論が論外である証左の一つだ。
日本のメディアでは報道されないが、安倍総理は国際評価がたいへん高い。
世界のトップリーダーの3人、または5人の一人と言われている。3人の場合は、ロシア、アメリカ。5人の場合は、加えて、中国、ドイツが入ってくる。私はアメリカの軍の幹部とも交流があるが、アメリカ軍は安倍総理に全幅の信頼をおいている。「安倍政権でなかったら、東アジアは相当な軍事危機だったろう」という声も聞いた。
首脳会談国数は延べ150か国超、延べ回数は通算550回を超えている(2017年12月現在)。憲政史上最多だ。世界各国の首脳でこれだけ会っているトップはいない。トランプ大統領のみならず、メルケル大統領はじめ多くのトップが安倍総理を頼りにしている。
過去2回、北朝鮮は「非核化します」と言って、我々は騙され、金や食糧を出してきた。ただ、過去2回は、日米が共同で圧力をかけていなかった。今、日米が共同で圧力をかけられる状況にある。外交上、経済上、軍事上の圧力だ。 これは北朝鮮が非核化する中で、非常に重要なことだ。日米韓のしっかりとした連携、また、硬軟を外交で使い分けて行くことも重要だ。
北朝鮮をめぐる一連の外交は、日本がイニシアチブをとって安倍政権がしっかりと行ったということが、後世、明白になると思う。

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