政経倶楽部【東京】第165回例会(夜) 9/6 木

日時:2018年9月6日  開会:~ (開場:)
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

安倍三選後の日本と世界

■講演 山田 宏 氏  自由民主党 参議院議員 (全国比例区)


「安倍三選後の日本と世界」


(1)安倍政権の成果


●安倍政権で日本は多くの恩恵を受けた。世界列強に伍せるのは安倍総理だけ

自民党の総裁選は、明日9月7日告示、20日投開票。三選を目指す安倍晋三首相と石破茂元幹事長の一騎打ちとなった。
衆参国会議員の安倍支持議員は9割を超えている。問題は党員票の行方だ。
石破さんが善戦すれば、来年夏の参院選で自民党が敗けた場合、安倍降ろしとなり石破総裁という流れになるかもしれない。
これまで安倍政権の5年8カ月余、どれほど多くの恩恵を受けたか、いまいちど思い出しておくことが必要だ。今、安倍さんに代わって、米・トランプ大統領、露・プーチン大統領、中・習近平国家主席、北朝鮮・金正恩委員長を相手にして伍していける人が他にいるのか。


●過去への感謝が未来を拓く。靖国神社を参拝しない政治家は政治家ではない

「靖国神社を参拝しない」などと公言する政治家は信用できない。なぜなら、多くの先人の犠牲があってこそ、今の日本があり、私たちがいるからだ。先人に感謝をして、明日への責任感を持って現在を生きる、それが政治家の仕事だ。苦しい現在を乗り越える力はどこから生まれてくるか、といえば過去への感謝からなのだ。それ以外から責任は生まれない。
「ああ、過去にこういうことがあり助かった。今、自分があるのはこの人々のおかげだ。だから私も将来に対して責任を果たそう」と思える。それなくして、未来だけをバラ色に語るのは無責任だ。
植物は、花を咲かせようとすれば、根っこを大事にしないとならない。人間の根っこは、先祖であり先人だ。歴史というものに、きちんと感謝ができないような政治家が国の将来をしっかり担えるとは思えない。自民党の中にもこのような政治家がいる。野党はしかり。中国や韓国が、少し何かを言ってきただけで、最も国が大事にしなければいけないことを曲げてしまうような、過去を大事にできない政治家が、未来に責任感を持てるはずはない。

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