政経倶楽部【東京】第119回例会(朝食会) 11/6木

日時:2014年11月6日  開会:~ (開場:)
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

破天荒力3~国会での挑戦・憲法改正

■講演 松沢成文参議院議員(みんなの党)・前神奈川県知事

「破天荒力3~国会での挑戦・憲法改正」


【プロフィール】

1958年神奈川県川崎市生まれ56歳。中学から慶應義塾に学ぶ。
大学(法学部政治学科)卒業後、(財)松下政経塾に入塾(第3期生)。
1987年、神奈川県議会議員(県政史上最年少29歳で初当選)。
1993年、衆議院議員に初当選(35歳)、連続3期務める。
2003年、神奈川県知事初当選(44歳)2期8年間でマニフェスト83%達成。
2013年、参議院議員(神奈川選挙区)当選。
現在参議院文教科学委員会、予算委員会に所属。みんなの党国民運動委員長。
筑波大学客員教授、聖マリアンナ医科大学客員教授、明治大学兼任講師等。
著書に『甦れ!江戸城天守閣』『JT、財務省、たばこ利権』『もしも国民が首相を選んだら』等。座右の銘は「運と愛嬌」、「破天荒力」等。
当会の講演は、「破天荒力~政治家の要諦」「破天荒力2~二宮尊徳の遺訓」に続き3度目。



●「憲法を何が何でもつくり直したい!」その一心で再び国政へ

 2011年に神奈川県知事を辞め、民間で活動しながら、2013年に再度国政へのチャレンジを決断したのは、「日本国憲法を何が何でもこの時代にしっかりしたものにつくり直したい」という思いからだ。
 私が今、国会に籍を置かせていただいている最大の目的は、憲法改正にある。
今日はできるだけ平易な言葉で、現憲法の問題点、そして憲法改正についての道筋などについて、皆さんにお話したい。


●憲法とは何か。「立憲主義」+国の歴史伝統文化を踏まえて良き国を目指す

 憲法とは何か。リベラル派は「国民の権利、義務を国家の権力から守るために憲法はある。これが立憲主義だ」と言う。
この思想は、中世のヨーロッパから生まれている。当時のヨーロッパでは絶対王政また封建主義で、王や領主が民を支配していた。それに対して自分たちが、自由や平等や権利を求めて戦い民主主義を勝ち取った。王や領主の絶対的権力から自分たちの権利を守るために、憲法を作って「ルール違反はさせないぞ」というもの。つまり、政治や権力者の権力を制限するために憲法はある、と言う発想だ。これはヨーロッパの歴史からすれば当然だが、それは憲法の持つ意義の半分でしかない。

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