政経倶楽部【東京】第137回例会(朝食会) 5/12木

日時:2016年5月12日  開会:~ (開場:)
会場:ルポール麹町 東京都千代田区平河町2-4-3 TEL03-3265-5365 有楽町線「麹町駅」 1番出口より徒歩3分. 有楽町線・半蔵門線 「永田町駅」 5番出口より徒歩5分.
 

沖縄問題の本質・日本創生への道

■講演 國場 幸之助(こくば こうのすけ) 氏 自由民主党 衆議院議員(沖縄一区)

「沖縄問題の本質・日本創生への道」


【プロフィール】

1973年(昭和48年)1月沖縄県那覇市生まれ。43歳。
早稲田大学社会科学部卒(在学中は、早稲田大学雄弁会幹事長)。
サラリーマンを経て、27歳で沖縄県議会議員初当選、2期務める。
2012年(平成24年)、3度目の挑戦で、39歳で衆議院議員初当選。2期目。
衆議院所属委員会は、財務金融委員会、災害対策特別委員会、沖縄及び北方問題に関する特別委員会、憲法審査会。
党役職は、青年局次長、運輸・交通関係団体委員会副委員長、財務金融部会副部会長、厚生労働部会副部会長、観光立国調査会幹事。
議連「過去を学び、“分厚い保守政治”を目指す若手議員の会」共同代表世話人。
著書に『われ、沖縄の架け橋たらん』K&Kプレス刊


●沖縄問題は、自民党でしか解決できない。自国に他国軍隊が駐留する違和感

沖縄は、日本の中で特別な地域だ。アメリカや中国とのかかわりの中で大きな問題を抱えている。だが同時に、大きな可能性も持っていると私は思う。
安倍総理は、一貫して「戦後レジームからの脱却」を唱えている。戦後レジームとは様々な定義があるが、日本は戦争に敗けたという事実から目をそらすことはできない。その一つの象徴が、米軍基地の存在だ。
日本にある米軍基地は、アメリカの主権によってオペレーションがなされている。戦争に敗けたからとはいえ、71年もの間、ずっと他国の軍隊が自国の中に駐留することには大きな違和感がある。これを忘れてはいけない。
「吉田ドクトリン」という言葉がある。日米同盟重視、経済重視、軽軍備、ほとんどこの3つしか引用されない。だが、日米同盟の過重な負担は、戦後、復帰するまで27年間米軍統治下にあった沖縄にかなり集中しているのだ。日本国土の0.6%に過ぎない沖縄県に、在日米軍施設の74%が集中している。その部分を指摘する声はほとんどない。ここの改善なくして、沖縄を含めた日本の主権回復はできない。私はそう考える。

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